希少がんホットライン

希少がんは、『罹患率(発生率)が人口10万人当たり6人未満、数が少ないがゆえに診療・受療上の課題が他のがん種に比べて大きいもの』と定義されています。
現在、わが国では191種類が希少がんに相当します。例えば、胃、大腸、乳腺などにできたがんでも珍しい組織型のものも希少がんになります。発生頻度が高い5大がん(胃、大腸、肺、乳腺、肝臓)に代表される主要ながんは、がん診療拠点病院の設置や診療ガイドラインの充実などにより、がん医療の均てん化(全国どこでもがんの標準的な専門医療を受けられるよう、医療技術等の格差の是正を図ること)が行われてきました。

一方、希少がんは、診断・治療の専門性・特殊性が高いものが多く、主要ながんのような均てん化が難しいことが課題となっています。しかし、全国どこにでも希少がんの患者さんはいます。
一つ一つの希少がんは稀ですが、全て合わせるとがん全体の約15%が希少がんになります。
希少がんホットラインでは、がん専門相談員(社会福祉士または看護師)が患者さん・ご家族、一般の方、医療機関等から希少がんに関するご相談をお受けします。

ホットラインの利用について

   

    受 付 時 間

     

     月曜・水曜・金曜(祝日を除く) 13:00 ~ 16:00

     

    連     絡     先

 

 ( 011 )706  -  8544


●電話がつながらない場合は、時間をおいておかけ直しください。
(留守番電話にお名前と電話番号を残していただけますと折り返しいたします)
●相談時間は一人20分程度とさせていただきます。
●相談は無料です(通話料がかかります)
●相談内容の秘密は厳守いたします。
●正確な情報提供提供を行うため、氏名などの個人情報をお伺いすることがありますが、
 答えたくない場合はその旨をお知らせ下さい。

 

相談できる内容の例

「受診病院では“まれ”ながんなので扱う診療科がないと言われた」
「どの診療科を受診すればよいかわからない」
「あまり情報がなく、概略を聞きたい」
「セカンドオピニオンを受けたい」
※内容によっては関連部署に確認し、後日回答する場合があります。
※専門的な内容や個別の判断を要する場合は、専門医の受診やセカンドオピニオンを
 ご案内いたします。